サイエンス
ソウルに突然の雷雨 飛行機に落雷
Write: 2005-11-29 17:21:57 / Update: 0000-00-00 00:00:00
28日午後、ソウルと周辺は突然の激しい雷雨に見舞われ、飛行中の旅客機に雷が落ち、街中の看板が飛ぶなどの被害がありました。この雷雨はシベリアから南下してきた寒気団が韓国を覆っていた暖かい気団とぶつかって大気が不安定になる大気逆転現象によるもので、ソウルでは午後3時過ぎから20分程度、厚い雲に覆われて真っ暗になり、突風をともなった激しい雷雨となりました。この雷雨で乗客320人を乗せて済州島から金浦空港に向かっていた大韓航空のKE1230便が金浦付近で機体に落雷して着陸できなくなり、40分後に忠清北道の清州空港に臨時着陸しました。けが人はなく乗客はバスに乗り換えてソウルに向かいました。またソウル市総合防災センターによりますと、市内10カ所で店の看板や大型の横断幕が飛ばされ、消防車が出動して、街路樹の上にかぶさったビーチパラソルや車道に吹き飛ばされた看板を除去しました。また京畿道高陽市の菊の花を栽培していたビニールハウス6棟と野菜栽培用のビニールハウス10棟が秒速16メートルの突風で破損し、仁川市南区のマンションの建築現場では秒速24メートルの強風でアルミニウム防音パネル300枚が飛ばされて、周辺に駐車していた乗用車8台を壊す被害がありました。
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