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サイエンス

韓国のワイブロ技術 国際標準の承認受ける

Write: 2005-12-14 16:58:25Update: 0000-00-00 00:00:00

三星電子と韓国電子通信研究院が中心になって開発した、移動しながら超高速インターネットが楽しめる技術が国際標準の承認を受けました。この携帯用の超高速無線インターネット規格はワイアレス・ブロードバンド・インターネット(Wireless Broadband Internet)を縮めて「ワイブロ(WiBro)と名づけられており、アメリカの電気電子学会(IEEE)から国際標準としての承認を受けました。アメリカの電気電子学会は1980年に設立された委員会で、アメリカの他に日本、ヨーロッパも参加しており、この委員会が決めた標準は事実上、国際標準として受けとめられています。三星電子は来年4月に世界で初めて韓国で携帯用の高速インターネットの商用サービスを始める計画で、2011年までに加入者800万人を目標としています。またアメリカ、イギリス、イタリア、日本などには試験用の機器を供給することになっています。三星電子は「このウィブロが商用化されると、36ページの新聞を1秒足らずでダウンロードでき、音楽10曲のダウンロードにも24秒しかかからないという最も早い移動通信となる。CDMA=コード分割多重接続方式の携帯電話のように産業的に大きな波及効果が期待できる」としています。

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