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サイエンス

ES細胞6個の死亡 政府、報告受けて放置

Write: 2005-12-17 17:59:35Update: 0000-00-00 00:00:00

政府は黄禹錫教授チームのES細胞研究にミスがあったことを事前に報告を受けていながら、積極的な対応をしなかったという批判の声が出ています。MBCなどによりますと、青瓦台の金ヒョンジュン政策室長と黄インソン市民社会担当首席秘書官は先月28日、MBCと黄禹錫教授チームとの仲裁の役割を果たしている弁護士と会い、弁護士から「論文に問題がある。黄禹錫教授がMBC番組と約束したES細胞の再検証をするよう働きかけて欲しい」という要請を受けました。また黄禹錫教授は16日の記者会見で「今年1月、ES細胞6つをカビなどによる汚染によって死なせてしまい、ただちに政府に報告した」と述べており、政府は黄禹錫教授を期待する世論に押されて、積極的に対応しなかったものとみられます。また他のマスコミによりますと、国家情報院の関係者は「黄禹錫教授の研究に一部問題があるのは知っていた。しかし、こうしたことにふたをする方が国益になる」と述べたということです。これについて野党の民主労働党は16日、「この事件は国家の英雄作りの過程で起きた悲劇だ」として、青瓦台の政策室長の解任を要求しました。

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