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サイエンス

黄教授疑惑 ソウル大、新年明けに最終発表

Write: 2005-12-26 17:39:59Update: 0000-00-00 00:00:00

黄教授疑惑 ソウル大、新年明けに最終発表

黄禹錫教授チームのES細胞の論文疑惑を再検証しているソウル大学調査委員会は、今週初めに予定していた最終報告書の発表を新年に延期することになりました。ソウル大学の調査委員会は、26日、DNAの分析結果についての最終報告書を新年最初の週にまとめ、これをその次の週にチョン・ミョンヒ調査委員長が発表する方針を明らかにしました。この結果、1月第2週の初めには、黄禹錫教授チームが、患者のヒトクローンからES細胞を作り出す技術を持っているかどうかや、世界で初めてのヒトクローン胚からES細胞の作成に成功したと報告した去年2月のアメリカの科学雑誌「サイエンス」論文、さらには世界初のクローン犬を誕生させたとする今年8月のイギリス科学雑誌「ネイチャー」の論文についても検証結果が判明するものとみられています。調査委員会はまた、「研究過程でES細胞をすり替えられた」として黄禹錫教授が警察に告訴したアメリカピッツバーグ大学の金ソンジョン研究員が24日夜、仁川空港に戻ってきたことから、金研究員に4時間にわたって事情を聴きました。この聴取で金ソンジョン研究員は、サイエンスに乗せた論文の写真は、黄教授の指示でヒトクローン胚によるES細胞の写真を2枚から11枚に増やしたと述べ、黄教授の指示で写真をねつ造したことを認めましたが、ES細胞をすり替えた事実はないと否定しました。

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