サイエンス
黄禹錫教授チーム 「アメリカへは5万ドル持っていった」
Write: 2005-12-28 17:34:09 / Update: 0000-00-00 00:00:00
黄禹錫教授チームがアメリカにいた研究員らに渡すために持ち出した金額は3万ドルではなく5万ドルであることが分かりました。そのうち3万ドルは、黄禹錫教授の指示を受けてES細胞の写真をねつ造したキム・ソンジョン研究員に渡し、1万ドルはピッツバーグ大学にいるパク・ジョンヒョク研究員に渡し、残りの1万ドルの使途は確認されていません。今の法律上、外貨を外国に持ち出すには1人1万ドルまでが上限であるため、アメリカに行ったアン・ギュリ教授ら黄禹錫教授チームの2人、同行取材したYTNの記者、それに国家情報院の職員らがそれぞれ1万ドルずつ持って出国したものとみられています。これについてソウル大学調査委員会の関係者は「5万ドルの出所や研究員に現金を渡した目的などは検察が捜査する領域である」と述べており、黄禹錫教授チームはアメリカ滞在の研究員を説得するために現金を渡したのではないかという疑惑とともに、外貨搬出に国家情報院の職員も介入した疑惑がもたれています。これについて国家情報院は「事実無根だ」と否認しています。またYTNも「黄禹錫教授チームからES細胞ハブの資金だが、『1人1万ドルずつに分けて持っていくと当局に申告する必要がない』と言われたためにYTN記者が1万ドルを持ち運んだもので、アメリカに到着してすぐ黄禹錫教授チームに返した。また研究員に現金を渡す場面は見なかった」と述べています。
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