サイエンス
黄教授が使った卵子 発表の18人ではなく62人
Write: 2005-12-29 17:15:53 / Update: 0000-00-00 00:00:00
黄禹錫教授の論文ねつ造問題で、黄教授が研究用の卵子を取得した過程について調査を行っていた政府の国家生命倫理審議委員会は、29日、黄教授が研究に使っていた卵子の数は1200個以上で、それらを提供した女性の数も、当初黄教授が明らかにしていた18人をはるかに上回って62人に達していることが確認されたと発表しました。それによりますと、黄教授は今年発表した論文で、185個の卵子を使用して11株のES細胞を作製したとしていましたが、今年の論文のために使った卵子の数は合わせて1200個以上で、卵子を提供した女性も62人に達しており、このうち10人以上が卵子提供の後、排卵過剰症状で、入院または治療を受けるなど後遺症に悩まされているということです。国家生命倫理審議委員会はまた、研究目的の卵子寄贈の過程の透明性を高めるために、政府レベルで卵子銀行や、卵子抽出の後遺症を最小限にするための監督機関を設けるとともに、卵子寄贈の対象や資格の基準を強化することになりました。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-09-03
韓国WHO‘SWHO
2025-09-01
MISAの韓ドラ深読みトーク
2025-09-09