収益性がないとして地上波DMBを受信する携帯電話機を登場させることに難色を示していた移動通信会社が新年に入って地上波DMBフォンの販売に乗り出しました。LGテレコムは1日からソウルと首都圏の直営店を中心に三星電子、LG電子、キュリテルの3社が製造した地上波DMBの携帯電話機の市販に乗り出しており、KTFも、2日から龍山電子商店街などの大型流通店を中心に 地上波DMBが内臓された携帯電話の販売を始めました。移動通信2社が地上波DMB受信の携帯電話の販売に乗り出したことで、地上波DMBの普及に速度がつくものとみられますが、最大の移動通信会社、SKテレコムは、子会社のTUメディアを通じた衛星DMB事業に専念するため、現在は、地上波DMBの携帯電話の流通に参加する計画はないとしています。