サイエンス
検察が捜査着手 黄禹錫教授事件
Write: 2006-01-10 16:53:40 / Update: 0000-00-00 00:00:00
検察は、ソウル大学調査委員会の最終結果の発表を受けて黄禹錫教授を偽りの研究結果で国をだまし、多額の研究資金を出させた詐欺の疑いで本格的な捜査に着手しました。 検察は、ソウル中央地方検察庁刑事第2部長を主任部長とし、特殊1部と特殊3部の検事らで特別捜査チームを編成し、大検察庁の先端犯罪捜査課と科学捜査部の応援を得て本格的に捜査を進めることになりました。検察は、ソウル大学調査委員会の調査資料を綿密に分析した後、早ければ今週末からでも黄禹錫教授をはじめ中心的な役割を果たした研究陣を検察に出頭させ事情を聴くことにしています。検察は、黄禹錫教授と、黄教授の共同研究者であるミズメディ病院のノ・ソンイル理事長、ピックバーグ大学に派遣されていた金ソンジョン研究員ら11人を出国禁止としました。検察の関係者は「捜査は早く終わりそうにない」としており、黄禹錫教授が告発状を提出したES細胞のすり替え疑惑だけでなく、黄教授の指示で金ソンジョン研究員ら2人に手渡された5万ドルの出所、研究費の横領疑惑、卵子提供の際の問題点などについて捜査を行う方針です。
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