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サイエンス

ES細胞はあった? Eメール分析で浮上

Write: 2006-01-23 17:24:43Update: 0000-00-00 00:00:00

黄禹錫教授チームのES細胞論文ねつ造事件を捜査中のソウル中央地方検察庁の特別捜査チームは、患者の体細胞から作られたES細胞、またはその手前の段階のものが、アメリカに密かに持ち出された可能性があるとみて真偽を捜査していることが22日、明らかになりました。検察は、黄禹錫教授の指示で論文の写真をねつ造したアメリカピッツバーグ大学の金ソンジョン研究員ら中心人物33人がやりとりしていたEメール5万通あまりと、コンピューターファイルを分析した結果、ソウル大学調査委員会の発表とは異なり、患者の体細胞から作られたES細胞、またはその前段階のものが、ある時期には存在したものの、その後、アメリカに持ち出された可能性があるとみて捜査を行っています。検察は、アメリカの別の大学に留学しようとしていた金ソンジョン研究員をピッツバーグ大学のシャットン教授が何らかの取り引きの見返りとしてピッツバーグ大学に受け入れた可能性があるとしてその背景を探っているということです。

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