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サイエンス

検察も確認 「ES細胞は存在しなかった」

Write: 2006-01-25 17:28:57Update: 0000-00-00 00:00:00

黄禹錫教授のES細胞関連の論文ねつ造事件を捜査しているソウル中央地方検察庁の特別捜査チームは、黄禹錫教授に卵子を提供してきたソウルのミズメディ病院から押収した99個の幹細胞のDNAを分析した結果、「サイエンス」論文での11個のES細胞のうち、 黄禹錫教授が存在を主張した2番と3番のES細胞は存在せず、DNAの分析結果はソウル大学の調査委員会の調査結果と一致することを確認しました。特別捜査チームは先週、ミズメディ病院が持っている幹細胞1500あまりをすべて封印して、そのうち任意に99個を選んでDNA分析をした結果、このような結果になったとしており、これで黄禹錫教授が主張した「ES細胞は何者かによってすり替えられた」とする疑惑は信ぴょう性が低くなりました。このため検察はミズメディ病院の受精卵幹細胞をソウル大学獣医学部の研究室に運んできて、ヒトクローンのES細胞が作られたかのように偽った人物の特定を行う方針です。検察はさらにアメリカで11個のES細胞の写真を作った黄禹錫教授チームの金ソンゾン研究員が持ち歩いていたノートブック型パソコンを、金研究員の両親の家から押収しましたが、パソコンが壊されているため、現在、パソコンの修理をしており、金研究員と黄禹錫教授との電子メールのやり取りや論文と写真の作成までのファイルを復旧させることにしています。

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