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サイエンス

血液中の水銀濃度 韓国人も高い

Write: 2006-02-07 17:29:44Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国人の血液中の水銀濃度がアメリカやドイツよりはるかに高いことが分かり、政府が原因究明を始めました。環境部は、全国の20歳以上の男女2000人を対象に最近行った水銀など血中重金属の濃度調査の結果を6日、発表しました。それによりますと、水銀は、血液1リットルに平均4.34マイクログラムが検出されました。これは、ドイツ人の7.5倍にあたり、中国人よりもやや高くなっています。一方、水産物を多く食べる日本人の血中水銀濃度は、平均18.2マイクログラムで、韓国人の4倍以上の高さです。これについて、京畿道水原市にある亜州(アジュ)大学のチャン・ジェヨン教授は、▼日本人ほどではないが韓国人も魚を多く食べていること、▼中国から大気を通じて流れてくる水銀の影響を受けていることなどが要因として考えられるとしています。チャン・ジェヨン教授によりますと、中国で大気中に排出される水銀は年間600トンもあり、世界の水銀排出量の3分の1を占めているということです。環境部の環境保健政策課長は、「体内の水銀の蓄積原因を把握するため調査対象者の食習慣など追加調査を行う計画で、その結果によって対策をたてたい」と話しています。

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