サイエンス
シャッテン教授 電子メールを使った書面調べを受け入れ
Write: 2006-02-17 17:11:24 / Update: 0000-00-00 00:00:00
黄禹錫教授研究チームのES細胞論文ねつ造事件を捜査しているソウル中央地方検察の特別捜査チームは、論文の共同著者であるアメリカ・ピッツバーグ大学のシャッテン教授に対して、電子メールによる取り調べを行うことにし、シャッテン教授は、17日、それに応じる意向を示してきました。検察によりますと、シャッテン教授あてに電子メールで送った項目について、シャッテン教授は、 「韓国を訪問して取り調べを受けることはいろいろなことを考慮して難しいと思ったが、電子メールによる取り調べには誠実に答える」という電子メールを弁護士を通じて、送ってきたということです。検察は今回の論文ねつ造事件と関連し、シャッテン教授に対して、130項目におよぶ取り調べ項目を盛り込んだ書面質疑書を、16日、電子メールで送っていました。取り調べ項目には、▼シャッテン教授がES細胞が汚染されたことをどの時点で分かっていたか▼また汚染されたことを知っていたにもかかわらず、論文作成を強行したか▼黄禹錫教授との共同研究を辞めた詳しい理由は何だったのか、などが盛り込まれているということです。これに先立って、 同じく論文の共同著者のソウル大学獣医学部のカン・ソングン教授は検察の取り調べで、シャッテン教授は黄禹錫教授からES細胞4個が汚染されたことを聞いたのちに論文を掲載するように薦めたと証言しており、シャッテン教授に対する取り調べ結果が注目されています。検察は、来週にも黄禹錫教授を呼んで取り調べることにしています。
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