韓国初の砕氷船の設計図が17日、発表されました。海洋水産部が17日政府庁舎で発表したところによりますと、韓国の技術で作られる砕氷船は6950トン、85人乗り、1メートルの厚さの氷を時速3-4ノットで砕くことができ、航続距離はほぼ地球を一周する距離の2万カイリ(3万7000キロ)だということです。海洋水産部はこの設計図をもとに建造会社を決めて2008年完成を目標に、今年6月から1000億ウォンを投じて砕氷船の建造を進めます。韓国はこれまで外国の砕氷船を借りて、南極観測にあたってきましたが、必要な時期に使えない場合が多かったということです。現在、南極に基地を設けている国は20カ国で、そのうち、韓国とポーランドだけが自国の砕氷船を持っていません。