サイエンス
黄教授のクローン犬は「本物」 ネイチャーが検証結果掲載
Write: 2006-03-09 17:26:37 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ES細胞論文のねつ造が問題になっているソウル大学の黄禹錫教授研究チームが誕生させた「世界初のクローン犬」について、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」は、9日付けで、クローン犬は本物だとする検証結果を掲載しました。それによりますと、黄禹錫教授研究チームが去年の夏、ネイチャーにクローン犬を作ったと発表しましたが、その後、ES細胞の論文ねつ造問題が発覚し、アメリカの国立保健研究所の研究者らが、ソウル大学の協力で、クローン犬作製に使ったという犬の血液サンプルの提供を受け、遺伝子分析などの検証作業を進めていました。その結果、犬の未受精卵に別の犬の体細胞核を移植するクローン技術によって誕生させたものにほぼ間違いないという結論を出しました。このクローン犬については、ソウル大調査委員会が1月にまとめたねつ造問題の報告書でも、「本物」だと認めていました。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-09-03
ソウル・暮らしのおと
2025-08-22
韓国WHO‘SWHO
2025-08-18