ソウルなど中部地方は11日、この春初めての濃い黄砂に見舞われ、視界が落ちてあたりが黄色く見える程となりました。このため気象庁は11日午前2時、首都圏に黄砂注意報を発令し、外出をひかえるよう呼びかけました。空気中の細かいちりの濃度は、午前6時に1立方メートルあたり125マイクログラムと、通常の平均値の2倍に達しています。この黄砂で仁川空港、金浦空港の航空機の離着陸に影響はありませんでしたが、
週末に外出を計画していた人たちは予定をキャンセルして家の中にこもっている模様です。この黄砂は11日午後には南部地方にまで広がりますが、12日になって次第に消えるものとみられています。