メニューへ 本文へ
Go Top

サイエンス

黄禹錫教授を罷免 ソウル大懲戒委

Write: 2006-03-21 16:58:44Update: 0000-00-00 00:00:00

ソウル大学の懲戒委員会は、20日、世界的な科学雑誌、サイエンスに掲載したES細胞論文のねつ造事件で、責任者の黄禹錫教授を罷免することを決めました。
懲戒委員会は、黄禹錫教授が2004年と2005年の論文の第1著者として論文のねつ造に主導的に関与していて総括的な責任があるとしています。また論文への寄与度や事件に関わった程度によって医学部のムン・シンヨン教授と、獣医学部のカン・ソングン教授に対しては停職3カ月、医学部のアン・キュリ教授と、獣医学部のイ・ビョンチョン教授には停職2カ月、また別の2人の教授については減俸1カ月の懲戒処分とすることを決めました。
国家公務員法によりますと、公務員に対する懲戒は、罷免、解任、停職、減俸、けん責、警告があり、このうち最も厳しい罷免処分を受けた黄禹錫教授は、向こう5年間、公職への再任用が禁止され、退職金も半分に削減されます。
ソウル大学懲戒委員会の結果は、ソウル大学総長に報告され、総長は15日以内にこれを執行するか、または懲戒水位が低いと判断した場合は、上級機関である教育人的資源部の懲戒委員会に再審を要求することもできます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >