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経済

韓国最古の朝興銀行が消滅へ  来月1日、新韓銀行に吸収合併

Write: 2006-03-29 17:42:49Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国で最も古い109年の伝統を持つ朝興(チョフン)銀行が来月1日、新韓(シンハン)銀行に吸収合併され、歴史から消えることになりました。
朝興銀行の前身は1897年に創立した漢城(ハンソン)銀行で、1943年にドンイル銀行と統合して今の朝興銀行になってから韓国の都市銀行の首位の座を守ってきました。
82年に大規模な小切手詐欺に会い、97年には融資先の韓宝(ハンボ)鉄鋼と、三味(サンミ)グループの破産、起亜(キア)グループの不渡りなどが重なって政府の公的資金が投入され、経営が正常化するかのように見えましたが、その後、大宇(デウ)グループの破たんが追い討ちをかけて巨額の不良債権を抱えることになり、2003年の労使政委員会の合意にもとづいて、新韓銀行への吸収合併が決まっていました。
そして2年間の合併作業の末、来月1日、正式に新韓銀行に統合されることになり、来月末までには本店、支店すべてを「新韓銀行」に看板を改めることになっています。
新韓銀行は来月1日に朝興銀行と統合することで総資産160兆ウォンの巨大な銀行となり、国民銀行に継ぐ韓国第2の銀行となります。
全国の支店数も946、海外支店は21、従業員数も1万1000人を超えることになります。

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