サイエンス
「ウィルス・バッテリー」 韓国人科学者が開発に成功
Write: 2006-04-07 16:32:56 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ウィルスを利用して環境に優しい高性能のバッテリーを作る技術が韓国人科学者によって開発されました。
アメリカの科学雑誌「サイエンス」が6日、発表したところによりますと、アメリカのMIT=マサチューセッツ工科大学材料工学部の博士課程にいる南キテさんら3人の韓国人が、ウィルスを利用して高性能のバッテリーを作る技術を開発し、バッテリーの充電容量をこれまでの3倍に増やすことができるようになったと発表しました。
それによりますと、研究チームは、▼ウィルスのたんぱく質と、充電の性質をもったコバルトイオンを結合させて、コバルト酸化物を作りました。
そして▼この酸化物を充電用のリチウムイオンの充電用の電極として使用すると、現在の炭素電極バッテリーよりも3倍も性能が優れ、製造費用をはるかに安くすることができます。
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