社会
「ダ・ヴィンチ・コード」 上映禁止仮処分申請を棄却
Write: 2006-05-17 17:05:57 / Update: 0000-00-00 00:00:00
アメリカで作られた映画「ダ・ヴィンチ・コード」がキリスト教に対する間違った先入観をもたらすとして、韓国のキリスト教団体が出した上映禁止を求める仮処分申請が棄却されました。
ソウル中央地方裁判所は、韓国キリスト教総連合会が、映画「ダ・ヴィンチ・コード」の上映禁止を求めて、韓国の配給会社を相手取って起こした仮処分申請を16日、棄却しました。
棄却した理由として裁判所は「映画はノンフィクションの世界であり、実話を劇化したとは断定できないので、申請人の社会的な名誉を傷つけたとはいえない。また原作の小説はすでに韓国で260万冊も販売されているため、今さら映画の上映を禁じる必要性はみられない」としています。
裁判所の決定について韓国キリスト教総連合会は遺憾の意を表明し、今後はこの映画を見ない運動を繰り広げるとしています。
「ダ・ヴィンチ・コード」は韓国では今週18日から公開されます。
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