アフリカ中部のナイジェリアで、武装勢力の攻撃を受け、拉致された韓国人5人を含む6人の行方は分かっていませんが、生命に異常はないと伝えられています。
韓国時間で7日午前9時前、ナイジェリア・ハコート港の油田地帯にある大宇建設の作業現場をロケット砲で武装した武装勢力がボートで攻撃を仕掛け、ロケット弾を放って、ボート9隻を破壊するとともに建設現場にいた大宇建設の社員ら6人を拉致して逃げ去りました。
韓国政府がナイジェリア政府を通じて犯人のニジェール・デルタ解放運動に問い合わせたところ、6人は生命などに異常はなく、食事も与えられているということです。
潘基文外交通商部長官は8日、ナイジェリアの外相に電話をかけて、6人の安全と早期解放を求めましたが、ナイジェリア政府の力が武装勢力に及ばず、交渉は難航するものとみられています。
拉致された韓国人5人は大宇建設の社員1人、大宇建設の現場専門職2人、韓国ガス公社の職員1人、韓国ガス技術公社の職員1人です。
ナイジェリアでは武装勢力によるこのような襲撃拉致事件が去年から27件発生していますが、銃撃戦で1人が殺されたほかは命を奪われることはありません。
しかし犯人側の要求が次々に変わって、拉致された人が解放されるまでに2週間ぐらいかかっているということです。
このため韓国政府と大宇建設はそれぞれ現地に対策班を派遣するとともに、犯人側を刺激せずに5人を無事解放させるよう地道に交渉を続けることにしています。