社会
在日韓国人男性 民族差別発言で訴訟
Write: 2006-07-31 16:02:46 / Update: 0000-00-00 00:00:00
日本に住む韓国人が取引先の日本人男性から民族差別の発言をされたことで、31日、大阪地方裁判所に損害賠償訴訟を起しました。
訴訟を起したのは、大阪市北区にある日本の住宅会社「積水ハウス」に勤務する在日韓国人2世の徐文平 (ソ・ムンピョン)さん(45)です。
訴状によりますと、徐さんは、去年2月、顧客の男性が所有するマンションの修理について説明に行った際に、漢字とハングルで併記された名刺を差し出したところ、「北朝鮮にいくら金を送っているんだ。おまえのような人間がいるから拉致問題が起こるんだ」などと、仕事と関係のない差別発言を2時間にわたって受けたということです。
このため徐さんは、この日本人男性に対して300万円の慰謝料と、謝罪広告の掲載を求めました。
徐さんの弁護士は、日本に住む韓国人に対する民族差別発言が原因で損害賠償請求訴訟が提起されたのは初めてだとしています。
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