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サイエンス

卵子の寄贈 生涯3回に制限

Write: 2006-11-22 15:03:01Update: 0000-00-00 00:00:00

研究目的などで女性が卵子を寄贈できる回数が、生涯3回に制限されます。また卵子や精子を採取したり寄贈したりする際は、寄贈者から書面による同意を得なければなりません。
保健福祉部は、こうした内容を骨子とする生殖細胞の管理法案を23日の国家生命倫理審議委員会に提出する計画だと、22日、明らかにしました。法案の主な内容をみますと、卵子寄贈の場合、出産経験のある20歳以上の女性に限って、一生のうち3回まで提供できるように制限しており、男性は、最大で10回まで精子を提供することができるとしています。
保健福祉部は、合わせて、妊娠や研究目的で生殖細胞を採取したり寄贈したりする場合に、寄贈者から書面による同意を得ることを義務付けたほか、寄贈者の登録業務を担当する管理機関を設置することにしています。
これは、去年、波紋をよんだES細胞論文ねつ造事件で、ソウル大学獣医学部の黄禹錫前教授が、多数の女性から不法に卵子の提供を受けていたことが明らかとなり、このうち10人以上が卵子提供の後、排卵過剰症状などの後遺症に悩まされていることが背景にあります。

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