IAEA=国際原子力機関の理事会は、北韓が先月行った核実験について、核拡散防止体制に対する重大な挑戦だとして厳しく非難しました。
IAEAのエルバラダイ事務局長は、23日、ウィーンで開かれた理事会の開会声明で、「北韓の核実験は国際社会の核拡散防止体制を脅かすものだ」として非難し、「北韓の核実験で新たな核保有国が登場したことは核兵器の削減を目指している国際社会の努力が後退したことを意味する」と語りました。
またIAEAの35の理事国は、23日、北韓の核実験に対する国際社会の憂慮を伝えるとともに、北韓に対して核拡散防止体制を守るよう要求する議長声明を採択しました。
北韓は、2002年12月、北韓に駐留していたIAEAの査察団を追放し、翌年の1月には、NPT=核拡散防止条約から脱退しています。