NATO=北大西洋条約機構の首脳会議は、北韓の核実験は国際社会に対する明白な脅威だとした国連安全保障理事会の決議を支持するとともに、加盟国に対してこの決議の順守を促しました。
26カ国の首脳が出席してラトビアの首都リガで開かれていたNATO首脳会議は最終日の29日、アフガニスタンの治安維持活動の強化や、NATOの東方への拡大、韓国や日本、オーストラリアなど域外国との協力強化などを盛り込んだ「リガ宣言」を採択して閉幕しました。この「リガ宣言」には、 北韓の核実験は国際社会に対する脅威であり、北韓に対する制裁決議は順守されるべきだとするとともに、問題の平和的解決の原則を確認しました。
また、イランについても、すべての核活動の中止を求めた国連決議の順守を求めました。NATOの首脳会議で北韓やイランの核問題について具体的に言及した宣言が採択されたのは今回が初めてです。
アメリカの政府関係者は、今回の会議ではこうした内容を宣言に盛り込むよう強く求めた。これはNATOの役割がもはやヨーロッパに限られるものではないことを意味するものだと語りました。