先月28日、韓国南西部の全羅北道益山市の養鶏場で2回目の高病原性鳥インフルエンザが確認されてから、きょう4日までに追加の届け出がないことから、農林部は、今回の鳥インフルエンザが山場を越えたものとみています。
しかし農林部は、渡り鳥などによって鳥インフルエンザに感染することが憂慮されることから、全国の市や道に設置した家畜防疫本部を中心に監視を続けるとともに、発病した二つの養鶏場と関連がある全国の400カ所あまりの養鶏場についても監察を続けています。
一方、高病原性鳥インフルエンザが発生した全羅北道益山市の養鶏場2 カ所の半径3キロ以内にある鶏やアヒルの埋め立て処分はほぼ完了しました。政府は、地下水の汚染が憂慮される地域に上水道の設置費として75億ウォンを国庫から支援するとともに、処分した鶏やアヒルについては鳥インフルエンザが発生する前の市価で補償することにしています。