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経済

止まらないウォン高 1ドル920ウォン割る

Write: 2006-12-06 16:54:50Update: 0000-00-00 00:00:00

止まらないウォン高 1ドル920ウォン割る

最近のウォン高ドル安が止まらず、6日の1ドルは916ウォン60銭と920ウォン台を割り込み、1997年10月22日以来、9年1カ月ぶりの高値となりました。
6日のソウル外国為替市場の終値は、1ドル916ウォン60銭と、前日より7ウォン70銭のウォン高となりました。
これは1997年10月22日の1ドル915ウォン10銭以来、9年1カ月ぶりの高値です。
民間経済研究所では、 このウォン高が当分の間続くものと見て、1ドル925ウォンと見込んでいた来年初めの予想為替レートを下方修正しています。
来年には世界経済の成長が鈍くなることが予想され、韓国企業の輸出伸び率が一ケタ台に落ちる可能性がある中で、最近のウォン高ドル安で企業の採算性はさらに悪化し、雇用と投資などにも悪影響を与えかねないと憂慮されています。
輸出保険公社が調べたところによりますと、輸出企業の損益分岐点となる為替レートは1ドル948ウォン28銭で、すでにほとんどの輸出企業は損害を受けながらも輸出を続けている結果となっています。また最近のウォン高で営業利益が減った企業は94%に達しました。
ウォン高ドル安は短期的に輸入物価の下落というプラス要因がありますが、6カ月以上続きますと、企業の採算性悪化による従業員の賃金下落などの悪影響が心配されます。
民間の経済研究機関では、政府が経済に負担を与えかねない海外不動産投資の支援より、海外の原材料の確保など生産的な海外投資を支援すべきだと指摘しています。

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