大韓オリンピック委員会とドーハアジア競技大会組織委員会は、日本時間で8日未明、ドーハ選手村に落馬事故で死亡したキム・ヒョンチル選手(47)を哀悼する焼香所を設けました。
焼香所を訪れた組織委員会のカタニ事務総長は、キム・ヒョンチル選手の霊前に焼香し、金正吉(キム・ジョンギル)KOC委員長に「名誉の金メダル」を託しました。ドーハには、弟のキム・ジェチルさんが8日午前に到着する予定です。
ドーハアジア競技大会組織委員会は、遺体運搬などの費用一切を支援するとしており、葬儀は大韓オリンピック委員会主催で行うことに暫定的に決まりました。
金正吉KOC委員長は「事故で選手団と韓国民が衝撃に包まれている。悪天候の中で試合日程に無理はなかったのかなど、死因を徹底的に調べるよう組織委員会に要請した」と話しています。