国連の第8代事務総長に1日、就任した韓国の潘基文(バン・ギムン)前外交通商部長官が、現地時間の2日午前9時半、ニューヨーク・マンハッタンの国連本部に初登庁し、公式業務をスタートさせました。
潘基文事務総長は入口で職員から拍手で迎えられ、まず記者団の質問に応えて「イラン、北韓の核問題、アフリカ・スーダン・ダルフール地方の種族虐待、パレスチナやソマリアの地域紛争など課題が山積している」と語りました。そして「こうした諸懸案は事務総長個人や力のある一国の努力だけでは解決できず、国際社会が結束していく必要がある」と述べました。
北韓の核問題をめぐる6カ国協議については、「事務総長として6カ国協議が順調に進むよう関係国や安全保障理事国との連携を緊密化し、役割を果たしていきたい」と話しています。さらにフセイン前イラク大統領の死刑について「死刑は各国の法律にもとづいて決められるべき問題だ」と語りました。そして潘事務総長は「就任後初めての訪問先として「エチオピアの首都、アディスアベバで29日から開かれるアフリカ連合首脳会議に出席する計画だ」と語りました。