１２月と１月には雪に覆われる東海の島ウルルン（鬱陵）島にこの冬は雪が見当たりません。
気象庁によりますと、ウルルン島は例年１２月と１月は雪が降らない日が少ないのに、今年は１月に雪が降った日はわずか５日だけで、積雪も１０センチ未満でした。
その雪も暖冬のため全部溶けてしまったということで、気象庁は温暖化による異常気象が原因だと説明しています。
ウルルン島の中でも数十センチの積雪があるナリ盆地も、今月初めに５センチ積もった雪が溶けてしまったということです。
このため、ウルルン郡は今年は１月２０日から１週間開く予定の「雪まつり」を２月１０日からに延期しましたが、このまま雪が降らないと祭りの中止も検討しなければならないと憂慮しています。