韓半島中部と西海岸地方では4日、今年に入って初めて黄砂現象が観測されました。
環境部によりますと、この日の黄砂現象は、京畿道江華島の観測所で1立方メートル当たり436マイクログラム、忠清南道泰安郡の観測所で358マイクログラムを記録しましたが、黄砂注意報が発令される基準の1立方メートル当たり500マイクログラムには達しませんでした。
一方、気象庁は今回の黄砂現象は濃度が低いので、公式の黄砂現象としては記録されないと発表しました。
今年は中国内陸部では暖冬で雪が少ない気候が続いており、強い風が発生しがちな早春からは大規模な黄砂現象が起きる可能性が高く、韓国では例年になく黄砂現象が多く発生する見通しです。