韓国の冬は1920年代に比べて1ヶ月ほど短くなり、また今年は気象観測を取り始めて以来、もっとも気温の高い年になる可能性が高いという気象庁の予報が出されました。
気象庁ではソウルの一日の平均気温が5度以下の日を冬の日としていますが、その冬の日が1920年代には年平均135日あったのに対して、1990年代には107日になり、ほぼ1か月分、冬が短くなったということです。
反対に、一日の最低気温が25度以上の熱帯夜は1920年代には一年に2.3日しかありませんでしたが、2000年以後は年平均9.4日と1週間以上長くなっています。
このような、気候の変化は世界的な温暖化現象の影響だと気象庁は見ています。
また今年はこれまでで最も気温の高い、つまり一年を通して平均気温が最も高い年になる可能性が高いということです。