鳥インフルエンザ、ブルセラ症、狂犬病など、人と動物の間で感染する人獣共通感染症に対応するための政府レベルの研究開発事業が本格化します。
科学技術部は250種類の人獣共通感染症の中で、早急な対応が迫られている 鳥インフルエンザ、ブルセラ症、狂犬病の3つを中心に、これを監視、予防するための研究開発を保健福祉部や農林部などの関係部署とともに本格的に推進することにしました。
これまでは鳥インフルエンザなどが発生しますと、農林部と地方自治体を中心に対策を立てていましたが、最近の鳥インフルエンザの相次ぐ発生などを契機に総合的な対策作りが求められていました。
科学技術部は関係部署の他、学界や産業界、研究機関の民間などの専門家の意見も聞き、3月の科学技術関係閣僚会議で事業を確定する予定です。