韓国最初の宇宙飛行士候補になったコ・サン(30、男性)さんとイ・ソヨン(28.女性)さんが28日、ロシアで訓練を受けるため向けて出発します。
2人はロシア一般医学委員会で宇宙飛行士としての適合性について最終的な検査を受けたあと、7日にガガーリン宇宙飛行士訓練センターに正式に入所し、1年間、合わせて1800時間にわたって宇宙飛行士になるための訓練を受けます。
このうち、前半の3月から8月までは、宇宙船理論、基礎科学技術などの教育と、生存訓練、航空安全訓練、飛行技術訓練など、基礎訓練を受け、後半の9月から来年2月までは重力加速度適応訓練、高高度適応訓練、科学実験遂行訓練などの訓練を受けます。
2人のうち1人は来年4月にロシアのソユーズ号で宇宙に向かい、国際宇宙ステーションに1週間程度滞在して、科学実験などの任務を遂行します。