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サイエンス

南極に第2基地、アムンセン海域有力

Write: 2007-02-27 14:58:22Update: 0000-00-00 00:00:00

南極に第2基地、アムンセン海域有力

南極に建てる予定の韓国の第2基地建設候補地としてアムンセン海域付近が有力視されています。
海洋水産部は、キングジョージ島にある現在のセジョン基地は、南アメリカ大陸に近い緯度62度13分に位置していて、各種の研究を進めるにあたって制限があることから、さらに緯度が高い地域に第2基地を建設するために候補地を捜していました。
海洋水産部によりますと、オーロラや地球磁気、氷河など、極地現象の研究活動をするには少なくとも緯度が70度以上の地域が適しているということで、これまでアムンセン海域を含む4カ所を候補地として検討を進めてきました。
海洋水産部は学術シンポジウムと公聴会などを経て最終的に候補地を決め、来年にも南極条約協議当事国に承認申請をする計画です。
南極に基地を建設するためには南極条約加盟国全体の同意を得なければなりませんが、アムンセン海域にはほかの国の基地がなく、他の加盟国の同意を得やすいことから、アムンセン海域が建設候補地に決まる可能性が高いと見られています。
南極には現在20カ国の47の基地がありますが、韓国は1986年に世界で33番目に南極条約に加盟し、1988年にセジョン基地を建設して、研究活動を続けています。

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