サイエンス
酸性雨の汚染成分 半分以上が中国から
Write: 2007-03-01 16:50:35 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国で観測される酸性雨の主な汚染成分は、中国で発生したものであることがわかりました。
国立環境科学院によりますと、一昨年の2005年から5回にわたって、航空機で観測した結果、大気の汚染によって降る酸性雨の主な成分となる硫黄の51%から94%が、中国で発生し韓国に移動してきたものということです。
このほか、酸性雨ではないものの、大気を汚染して移動しながら地面に落ちる硫黄成分のうち、7%から19%は中国からのものだということです。
また韓半島の海上の大気も、二酸化硫黄の平均濃度が、中国からの影響を大きく受け、日本近海や太平洋地域より最高10倍も高いことが明らかになりました。
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