中東のイラクを訪問している国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が現地時間で22日午後、首都バグダッドにある首相官邸でマリーキー首相と共同記者会見を行っている最中に、首相官邸近くにロケット弾が落ちました。
潘基文事務総長とマリーキー首相にけがなど別状はありませんでした。
現場に居合わせた目撃者らによりますと、ロケット砲弾は首相官邸からわずか50メートル離れた地点に落ち、直系1メートルの穴があくほどの威力だったということです。
ロケット砲弾が落ちた際、爆音で潘基文事務総長は演壇の後ろに避難し、記者会見の会場では天井から破片が落ちたということです。
このロケット攻撃が潘事務総長とマリーキー首相を狙ったものかどうかはわかっていません。
潘基文事務総長は今年1月に国連の事務総長に就任して以来、初めてイラクを訪問していました。
ロケット砲弾が落ちた地域は、イラクの首相官邸のほかにアメリカ大使館やイラク政府の庁舎が集まっており、アメリカ軍が特別警戒区域に指定しています。