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サイエンス

クローンオオカミの論文、調査開始 ソウル大学

Write: 2007-04-09 15:26:51Update: 0000-00-00 00:00:00

クローンオオカミの論文、調査開始 ソウル大学

ソウル大学は9日、獣医学部の李柄千(イ・ビョンチョン)教授の研究チームがクローンオオカミを作ったとする論文について厳密な調査に着手しました。
李柄千(イ・ビョンチョン)教授の研究チームは、ソウル大公園にいるハイイロオオカミの耳から採取した体細胞の核を除去した後、犬の卵子に移植して、受精させた卵子を代理母の犬の子宮に着床させる方法で作ったという論文をこのほど発表し、生まれたオオカミを公開しました。
しかし、今月に入って受精の成功率が水増しされたのではないかという指摘が提起され、次いで生まれたオオカミと代理母の犬の遺伝子の塩基序列に過ちがあるという指摘まで提起されました。
ソウル大学の「研究真実性委員会」は、こうした指摘が相次いだため、論文の正確性を改めて厳密に調査することにしたものです。
「研究真実性委員会」は、去年6月、黄禹錫(ファン・ウソク)前ソウル大学教授の論文のねつ造が明らかになった後、研究の不正や不適切な行為に対して大学が自主的に調査し、措置を取れるように設けられた組織です。

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