マカオの銀行、バンコ・デルタ・アジアに凍結されている北韓関連資金の口座をひとつにまとめる作業が終わり、口座振替えの手続きが本格的に始まりました。
3日、消息筋によりますと、北韓関連の資金が凍結されている52の口座が、朝鮮貿易銀行の名義の口座に一括統合され、口座の登録者である朝鮮貿易銀行のオ・グァンチョル総裁が先月27日に電子メールを通じて、バンコ・デルタ・アジアに送金を要請したということです。
これに関連してマカオの新聞、マカオ日報は、北韓関連の資金2500万ドルのうち1300万ドルの一部はロシアの金融機関に、残りはイタリアの金融機関に分けて振り込まれると報じました。
しかし、マカオ日報は、残りの1200万ドルがどう処理されるかは不透明だと伝えています。
一方、送金先としてロシアとイタリアが挙げられていることについて、外交消息筋は、ロシアは6カ国協議の参加国であるが、6カ国協議の懸案に直接的な利害関係がないことから送金に同意したのではないかと分析しています。
またイタリアについては、2000年1月にG7=西側先進7カ国のなかで初めて北韓と国交を結び、北韓との関係がもっとも円満な国だと評価されていることから、送金に同意したものとみられるとしています。