ナイジェリアの工事現場で今月3日、武装グループの襲撃を受けて拉致された大宇建設の韓国人幹部3人を含む12人全員が韓国時間で9日未明、無事解放されました。
拉致された韓国人らの解放に向けた武装グループとの交渉には、ナイジェリア政府とリバース州政府が当たっていました。
外交通商部のキム・ホヨン次官によりますと、8日、盧武鉉大統領がナイジェリアのオバサンジョ大統領に対して解放に向けた働きかけを求める親書を送った後に、こう着状態となっていた交渉が妥結したということですが、武装グループが要求した解放条件についてキム・ホヨン次官は「韓国への直接の要求はなかった」として、具体的には触れませんでした。
拉致された韓国人は韓国のマスコミとのインタビューで、「全員が健康で、拉致されたあと武装グループからの威嚇などはなく、8日には『まもなく解放される』と話してくれた」と述べました。
拉致されていたのは大宇建設の韓国人幹部3人のほか、フィリピン人8人と現地の労働者1人の合わせて12人で、襲撃を受けた際、工事現場の警備に当たっていた兵士が死亡したため、軍部が強硬な態度を示したうえ、武装グループの要求条件が複雑だったため、解放に向けた交渉は難航していました。