ミャンマーの軍事政権が民主化運動をしているアウン・サン・スー・チーさんの自宅軟禁をさらに1年間、延長したことについて、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は25日、遺憾の意を表明しました。
潘基文事務総長は、報道官が発表した声明で「ミャンマーの軍事政権に対して、スー・チーさんの軟禁解除を求めてきたにもかかわらず、自宅軟禁の期限が延長されたことに、深い遺憾の意を表明する。一刻も早くスー・チーさんら民主化運動家たちを解放することがミャンマーの民主化と人権の改善のためになる」として、今後もミャンマーの民主化に向けて引き続き努力していく意志を強調しました。
ミャンマーをめぐっては、アメリカが民主化運動家たちの解放を求めて、国連安全保障理事会に決議案を提出しましたが、中国とロシアの反対で否決されました。このため、潘基文事務総長は前国連事務次長を特使に任命して、民主化運動家の解放に向けてミャンマー軍事政権への働きかけを続けています。