中国で麻薬犯罪で服役中の韓国人が中国にある韓国公館との接触を数回に渡って求めましたが、中国政府が拒否していたことが分かりました。また 中国の国選弁護士も「家族と面会いたい」という申し出に対し「家族と連絡が取れない」ことを理由に何らの措置を取っていなかったことも明らかになりました。これに関連して韓国政府は、麻薬犯罪の韓国人が事前の通告なしに死刑を執行された問題や刑務所内で病死した韓国人に対して、中国政府が適切な措置をとったかどうかについても事実関係の調査を行うため、31日領事をハルビン市に派遣しました。韓国政府は死刑された韓国人の遺体を確認するとともに、獄中で病死した韓国人についても中国側がどんな治療を行ったかや遺体の処理などの状況も調査する予定です。