アメリカのブッシュ大統領は5日、北韓に対して世界で最悪の独裁国家の1つで、人権を弾圧している独裁者は許されないと述べました。
ブッシュ大統領はサミット・主要国首脳会議が開かれているドイツ入りする前に訪問したチェコのプラハで、17カ国出身の民主化運動家を対象に演説し、この中で、北韓をベラルーシ、ミャンマー、キューバ、スーダン、ジンバブエとともに世界で最悪の独裁国家だと述べました。
ブッシュ大統領はまた「北韓の住民は、政権に反対する人が厳しく弾圧される閉鎖された社会に住んでいる上、韓国にいる兄弟・姉妹からも遮断されている。我々は決して抑圧者を容認しないし、抑圧されている人々の自由のために努力する」と述べました。
このところ、北韓を刺激するような発言を控えてきたブッシュ大統領が、北韓に対して再び「最悪の独裁国家」と明言したのは、マカオの銀行にある北韓関連資金の送金問題が解決できず、2月の6カ国協議で合意した初期段階の履行が進まない状況への不満を遠まわしに表したものではないかという分析が出ています。