アメリカの次期大統領選に出馬を表明している民主党のヒラリー・クリントン上院議員は9日、韓米FTAの議会での批准に反対する立場を表明しました。
ヒラリー議員はこの日、デトロイトで行われたアメリカ最大の労働組合連合体であるAFL-CIO主催の行事に出席し、韓米FTAが批准されれば、アメリカの自動車業界は大きな打撃を受けることになるとして、韓米FTAの批准に反対すると語りました。
ヒラリー議員はまた、韓国との関係強化は高く評価するが、両国間のFTAはアメリカの自動車産業の発展を妨げ、貿易収支の赤字を拡大させるとともに、中間層の就業の機会を奪う結果を招くだろうと主張しました。
アメリカ政府は韓米FTAの自動車分野について、アメリカの業界の主張を充分取り入れたとしていますが、フォードやクライスラーなど大手メーカーはFTAの内容がアメリカの自動車業界に不利だとして反対の立場を示しています。
ヒラリー議員の発言は、自動車産業の中心地のデトロイトで、最大の労働組合連合体主催の行事での発言だけに、アメリカの自動車業界に配慮したものとみられます。