アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによって拉致され抑留されている韓国人人質21人のうち女性一人と、アフガニスタン駐在韓国大使が、電話で話をしたと韓国の政府関係者が5日、明らかにしました。
政府関係者によりますと、「4日午後、アフガニスタン駐在韓国大使が女性の人質一人と電話で簡単な話をした。話の内容は人質の安全のため公開できない」としています。
一方、名前を明かさないタリバンの司令官は、連合ニュースとのインタビューで、「われわれはアフガニスタン駐在韓国大使と女性人質3人との電話を許可した。会話を韓国語でできるように配慮したのは、韓国政府に対するわれわれの誠意を示すものだ」と話したということです。
またこれについて日本の朝日新聞は6日、「韓国大使が携帯電話で韓国人の人質3人とおよそ30分間、韓国語で話をした。会話は主に人質たちの健康状態について安否を問うものだった」と伝えました。
韓国政府とタリバン側は、対面交渉の場所を決めるための交渉を現在も続けていますが、まだ合意に至っていない状態です。
一方、アメリカを訪問しているアフガニスタンのカルザイ大統領とブッシュ大統領の会談が6日始まり、タリバンが人質解放の条件として要求している拘束中のタリバン兵の釈放問題について話し合われている模様です。両首脳は韓国時間で7日未明に記者会見し会談の結果を発表する予定です。
ところで、韓国人のグループがタリバンによって拉致される5カ月前の今年2月、タリバンによる韓国人拉致の可能性が持ち上がっていたことが明らかになりました。パキスタンの消息筋が5日、明らかにしたところによりますと、収監中のタリバン高官が今年2月に外部と行った電話を盗聴した結果、拉致しやすい外国人のターゲットとして韓国人が取り沙汰されていたということです。