アフガニスタンで、韓国人の医療ボランティアグループが反政府武装勢力タリバンに拉致・抑留されている事件で、タリバン側は11日夜、人質21人のうち、女性2人を解放したと述べました。
これについて韓国政府とアフガニスタン政府は、まだ身柄の引渡しを受けていないとして、2人が解放されたことを確認していません。
人質の解放が確認されれば、事件発生以来、初めてとなります。
タリバンの報道担当者は11日夜、AFP、ロイター、新華社通信などとの電話インタビューで「タリバンの指導者会議で、善意の証として、健康状態が悪い韓国人の女性人質2人を条件無しで解放することを決めた」と述べました。
この報道担当者は、韓国のマスコミとの電話インタビューでは「11日午後、アフガニスタンの衣装をまとった女性の人質2人を解放した。われわれは彼女たちを姉妹のように扱った」と述べました。
さらにこの報道担当者は、「残る19人の人質についてはアフガニスタン政府がわれわれの要求を受け入れるまでは、誰も解放できない」と述べ、アフガニスタン政府によって収監されているタリバン兵の釈放を改めて主張しました。
これについて韓国政府とアフガニスタン政府は、まだ2人の女性が解放されたことを確認していません。
韓国政府の関係者は「解放されたという人質の引渡しを受けていない。2人のほかに19人も解放されなければならない」と述べました。
韓国政府は、10日からタリバンと直接交渉に臨んでいますが、交渉の内容は明らかにされていません。