アメリカのジョハンス農務長官は24日、韓国の牛肉市場の開放は十分ではなく、このままでは連邦議会で韓米FTA=自由貿易協定の批准は難しいと述べました。
韓国は、先月末にアメリカから輸入した牛肉の一部からBSEの危険性が指摘されている背骨などが検出されたため、アメリカ産牛肉の輸入を全面的に中断していますが、農林部はアメリカ側の釈明を受け入れて、来週から輸入再開する方針を示しています。
これについてアメリカのジョハンス農務長官は、「アメリカ連邦議会で韓米FTAが批准されるには牛肉がカギを握っており、議会は私に対して韓国向けの牛肉輸出がうまく行われているか、また韓国は国際動物防疫事務局が定めた検疫基準を採用しているかどうかを質問してくるはずだ。FTAの批准には、この2つの質問に対して、ともに前向きな答えが必要だ」と強調しました。
またジョハンス長官は、今の韓米間の輸入規定のままだと、アメリカ産牛肉の輸入が再び禁止される事態が再発する可能性があると述べ、韓国はアメリカとの輸入規定を改めて、国際動物防疫事務局や世界動物保健機関が定めた検疫基準を採用すべきだと、規制緩和を主張しました。