アメリカは、北韓が核放棄に向けた初期段階の措置として核施設を封鎖し、IAEA=国際原子力機関の査察を受け入れたことなどを評価して、北韓に対して初めて2500万ドル相当の重油を提供する準備を始めたと、ロイター通信が12日伝えました。
これは、ブッシュ政権が最近、議会に提出した報告書を、ロイター通信が独自に入手して分かったものです。
それによりますと、アメリカは北韓に2500万ドル相当の重油を提供しても良いといえるほど、北韓の核放棄をめぐる交渉が進展していると評価しているということです。
北韓の核問題をめぐる6カ国協議は、今年2月に北京で行った協議で、北韓が核施設を封鎖すれば重油5万トンを先に提供し、北韓が次の段階の措置として核施設を使えなくする無能力化などに応じれば、重油95万トンに相当するエネルギーや物資を支援することで合意していました。