日本のプロ野球セ・リーグで読売ジャイアンツが、2日ヤクルトに勝って、5年ぶり31回目のリーグ優勝を決めましたが、読売ジャイアンツの4番打者、李承燁(イ・スンヨプ)選手は試合の後、けがで苦しんだ今シーズンを振り返りました。
李承燁選手は2日のヤクルト戦では、1対3でリードされていた4回に東京ドームの右側フェンスの上にある広告板に当てる今シーズン30号目のツーラン・ホームランで同点にしたのに続き、9回にはフォアボールで1塁に進んだ後、同点のホームインするなど大活躍しました。
李承燁選手は試合の後、日本のスポーツ専門紙と行ったインタビューで「言葉では言い表せないほど気苦労が大きいシーズンだった。チームがセ・リーグで優勝したので、少し楽な気持ちになれると思う」と述べました。
李承燁選手は昨シーズンは、ホームラン41本、打率3割2部3厘など4番打者として好成績をおさめましたが、今シーズンは左手のけがで7月には2軍落ちし、1軍に復帰した後も7番打者になるなど厳しいシーズンを過ごしました。