サッカーワールドカップでベスト8に進出した韓国は、22日光州で無敵艦隊と呼ばれる強豪スペインと対戦し、PK戦という壮絶な戦いの末、アジア勢としては初めてベスト4進出の偉業を達成しました。この試合、前半開始早々から、両チームとも中盤でつぶしあう激しい展開で、ともにシュートにいたるチャンスがありましたが、決定打を欠きました。後半に入ってからも互いにチャンスを生かせず選手交代をしながら再三ゴール前を攻め込みましたが、最後までゴールを割ることができませんでした。両チームともに死力を尽くした攻防はゴールデンゴール方式の延長戦でも決着がつかずPK戦となりました。PK戦は韓国が5人とも決めたのに対し、スペインは4人目のホアキンが失敗、5対3と韓国が制し、アジア勢初の準決勝進出を決めました。FIFAランキング40位の韓国は5大会連続6回目の出場となった今大会初戦でポーランドを破ってW杯初勝利を挙げ、ポルトガルにも勝って1次リーグD組を1位で突破、決勝トーナメント1回戦では優勝候補のイタリアにも延長の末に逆転勝ちして世界をアッと驚かせました。54年の第5回スイス大会に初出場後、アジアではトップの力を維持しながら世界の壁に阻まれ続けた韓国は、オランダ人のヒディンク監督の指導と、日本のJリーグなどで実力をあげた選手の活躍で、新たな歴史をつくりました。続いてこの日8時半から大阪で行われたセネガル対トルコ戦は、トルコが延長戦の末1対0で勝ち初の準決勝進出を果たしました。これで今大会ベスト4がすべて出揃い、25日にはソウルで韓国対ドイツ、26日には埼玉でブラジル対トルコ戦が繰り広げられます。