海面から深さ6000メートルまで潜水できる韓国が開発した無人潜水艇「ヘミレ」が、東海の鬱陵(ウルルン)盆地で初の探査活動を行っています。
海洋水産部によりますと、 「ヘミレ」は2001年から120億ウォンを投じて開発に成功した無人潜水艇で、無人潜水艇を開発したのはアメリカ、日本、フランスに次いで世界で4番目です。
「ヘミレ」は重さが3700キロ、海中で作業をするロボットの腕や水中カメラ、各種の観測機械、海底を照らすライトが備えられており、1.5ノットの速度で前後左右上下に動くことができます。
「ヘミレ」は今月1日から12日までの日程で、東海の鬱陵盆地1500メートルの深海で海底の生態環境の観測や、資料の採取など探査活動を行っています。
そして今回の海底探査が終われば、韓国が鉱区を確保した西太平洋の海域でマンガンを収拾する作業に投入されることになっています。